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新築登記の流れを完全解説!必要書類と費用もひと目でわかる

2026.06.19
新築登記の流れを完全解説!必要書類と費用もひと目でわかる

新築住宅の引き渡しが近づくと、「登記」という言葉を耳にする機会が増えてきます。聞き慣れない手続きに不安を感じている方も多いのではないでしょうか。本記事では、新築登記の流れを初心者の方にもわかりやすくステップごとに解説します。必要書類・費用・期限の目安もまとめていますので、ぜひ次のアクションの参考にしてみてください。

新築住宅の登記とは?まず全体像を確認しよう

新築住宅の登記とは?まず全体像を確認しよう

新築住宅を取得したとき、避けて通れないのが「登記」の手続きです。登記とは何か、そして新築でどのような登記が必要になるのかを、まず大きな視点で把握しておきましょう。

登記とは「この家は自分のもの」と公的に証明する手続き

登記とは、不動産(土地・建物)に関する権利関係を国が管理する法務局の登記簿に記録する公的な手続きです。わかりやすくいえば、「この家は私のものです」と国に届け出て、第三者にも証明できる状態にすることです。

登記を済ませておかないと、たとえ代金を全額支払っていても、第三者に対して所有権を主張できない場合があります。「先に登記した人が勝つ」という原則(対抗要件)があるため、住宅購入後はできる限り速やかに登記手続きを行うことが大切です。

登記の内容は誰でも閲覧できる公開情報であり、金融機関や行政機関も登記情報をもとに審査や確認を行います。新築住宅という大切な財産を守るための、非常に重要な手続きといえるでしょう。

新築で必要な登記は主に3種類

新築住宅の登記の流れでは、一般的に以下の3種類の登記が必要になります。

登記の種類内容タイミング
建物表題登記新しく建てた建物を登記簿に登録する引き渡し後1ヶ月以内(法律上の義務)
所有権保存登記建物の最初の所有者を登記する建物表題登記完了後
抵当権設定登記住宅ローンの担保として建物に抵当権を設定する住宅ローン利用時

この3つは基本的にこの順番で進んでいきます。それぞれの手続きに必要な書類や費用が異なるため、次のセクションで詳しく確認しておきましょう。

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新築登記の流れをステップごとにわかりやすく解説

新築登記の流れをステップごとにわかりやすく解説

新築住宅の登記手続きは、大きく3つのステップで進みます。それぞれ手続きの目的・必要書類・期限が異なるため、順を追って理解しておくことが安心への第一歩です。

ステップ1:建物表題登記|引き渡し後1ヶ月以内に必須

建物表題登記は、新築した建物を登記簿に初めて登録する手続きです。これが登記の出発点となります。

建物の所在地・種類・構造・床面積などの物理的な情報を法務局に申請します。この登記は法律(不動産登記法)により、建物完成(引き渡し)から1ヶ月以内に行うことが義務付けられています。期限を守らない場合、10万円以下の過料が科される可能性があるため注意が必要です。

主な必要書類は以下のとおりです。

  • 建築確認済証・検査済証
  • 建物の図面(建築図面)
  • 工事完了引渡証明書(施工会社が発行)
  • 申請人の住民票
  • 土地の登記事項証明書

建物表題登記は土地家屋調査士が専門家として担当します。多くの場合、施工会社や不動産会社が依頼先を紹介してくれます。

ステップ2:所有権保存登記|自分の名義にするための手続き

所有権保存登記は、建物表題登記が完了した後に行う手続きで、その建物の「最初の所有者」を登記簿に記録するものです。この登記が完了して初めて、法律上の所有者として正式に認められます。

表題登記は「建物の情報」を登録するものでしたが、所有権保存登記は「誰の建物か」を登録するという違いがあります。表題登記から所有権の記録へ → 権利関係の確立、という流れです。新築登記の流れを理解する上でも、大切なステップのひとつです。

主な必要書類は以下のとおりです。

  • 登記申請書
  • 申請人の住民票の写し(所有者全員分)
  • 住宅用家屋証明書(登録免許税の減額対象となる建物の場合)
  • 所有権を証明する書類(建築確認通知書・検査済証など2点以上)
  • 委任状(司法書士等に委任する場合)

なお、住宅ローンを利用する場合は、所有権保存登記と抵当権設定登記を同日に行うことが一般的です。この手続きは司法書士が担当します。

ステップ3:抵当権設定登記|住宅ローンを組む場合に必要

抵当権設定登記は、住宅ローンを利用して新築住宅を購入・建築した場合に必要な登記です。金融機関(銀行など)がローンの担保として、その建物や土地に抵当権を設定することを登記簿に記録します。

抵当権とは、ローンの返済が滞った場合に金融機関が不動産を差し押さえて競売にかけられる権利のことです。金融機関にとっては融資のリスクを担保するための重要な手続きであり、ローン実行日(融資が実際に振り込まれる日)に合わせて行われます。

主な必要書類は以下のとおりです。

  • 登記済証(または登記識別情報)
  • 抵当権設定契約書(金融機関が準備)
  • 印鑑証明書
  • 住民票

この手続きは金融機関が指定する司法書士が行うのが一般的です。自分でほかの司法書士を選ぶことはほとんどできないため、あらかじめ認識しておきましょう。

登記に必要な書類と費用の目安

登記に必要な書類と費用の目安

新築住宅の登記手続きを進めるうえで、どんな書類が必要で、どれくらいの費用がかかるのかを事前に把握しておくことが大切です。

【登記の種類別:主な必要書類まとめ】

登記の種類主な必要書類
建物表題登記建築確認済証、検査済証、工事完了引渡証明書、住民票、建物図面
所有権保存登記登記事項証明書、住民票、印鑑証明書、固定資産税評価証明書
抵当権設定登記登記済証(登記識別情報)、抵当権設定契約書、印鑑証明書、住民票

書類は法務局や市区町村役場などで取得するものが多く、取得手数料もかかります。事前に必要書類のリストを確認し、余裕をもって準備しておきましょう。

【登記費用の内訳と目安】

登記にかかる費用は、大きく「登録免許税(国に納める税金)」と「専門家報酬(司法書士・土地家屋調査士への依頼料)」の2種類に分かれます。

費用の種類内容目安
登録免許税(建物表題登記)表題登記自体には登録免許税はかからない0円
登録免許税(所有権保存登記)固定資産税評価額 × 0.4%(軽減税率適用の場合は0.15%)数万円〜
登録免許税(抵当権設定登記)借入金額 × 0.4%(軽減税率適用の場合は0.1%)数万円〜十数万円
土地家屋調査士報酬建物表題登記の依頼料8万〜12万円程度
司法書士報酬所有権保存・抵当権設定登記の依頼料5万〜15万円程度

※登録免許税の軽減税率は、新築住宅の場合に一定の要件を満たせば適用されます。詳細は国税庁のウェブサイトでご確認ください。

登記費用の合計は、物件の規模や借入額によっても異なりますが、一般的に20万〜40万円程度を見込んでおくとよいでしょう。住宅ローンの諸費用として組み込まれる場合もあるため、事前に資金計画に含めておくことをおすすめします。

登記は自分でできる?司法書士に頼むべき?

登記は自分でできる?司法書士に頼むべき?

登記手続きは、条件が整えば自分で行うことも可能ですが、一般的には専門家に依頼するケースがほとんどです。それぞれのメリットと注意点を確認しておきましょう。

自分で手続きする場合の注意点

建物表題登記は土地家屋調査士、所有権保存登記・抵当権設定登記は司法書士の独占業務ですが、本人申請(自分で手続きすること)は法律上認められています。専門家への報酬を節約できる点が主なメリットです。

ただし、自分で手続きする場合にはいくつかの点に注意が必要です。

  • 法務局への申請書類の作成・提出に時間と手間がかかる
  • 書類に不備があると法務局から補正を求められ、再提出が必要になる
  • 特に建物表題登記では、建物の図面作成など専門知識が必要な場面がある
  • 住宅ローンを利用する場合、抵当権設定登記は金融機関指定の司法書士が行うため、自分での申請は基本的にできない

自分で手続きを検討する際は、法務局の相談窓口を活用したり、法務局のウェブサイトで申請書類の書き方を確認したりすることをおすすめします。

司法書士に依頼するメリット

多くの方は、司法書士(および土地家屋調査士)に登記手続きを依頼します。専門家に任せることで、手続きのミスや漏れを防ぎ、スムーズに進めることができます。

司法書士に依頼する主なメリットは以下のとおりです。

  • 必要書類の確認・案内をしてもらえる
  • 申請書類の作成・法務局への提出を代行してもらえる
  • 期限管理をお任せできる(特に表題登記の1ヶ月期限など)
  • 書類の不備による手続きの遅延リスクを軽減できる
  • 住宅ローン融資と登記のタイミングを金融機関と連携して調整してもらえる

依頼先は、施工会社・不動産会社・金融機関から紹介してもらうのが一般的です。ご自身で探す場合は、日本司法書士会連合会の検索サービスを活用するとよいでしょう。費用はかかりますが、大切な住宅の権利を確実に守るために、専門家への依頼は非常に心強い選択です。

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まとめ

まとめ

新築住宅の登記の流れを振り返ると、①建物表題登記(引き渡し後1ヶ月以内)→ ②所有権保存登記 → ③抵当権設定登記(住宅ローン利用時)という3ステップで進みます。

登記は放置しておくと権利トラブルや過料のリスクがあるため、引き渡し後は早めに動き始めることが大切です。費用は登録免許税と専門家報酬を合わせて20万〜40万円程度を目安に資金計画に組み込んでおきましょう。

手続きが不安な方は、まず施工会社や不動産会社、または司法書士に相談してみてください。専門家のサポートを借りることで、安心して手続きを完了させることができます。

新築 登記 流れについてよくある質問

新築 登記 流れについてよくある質問

Q. 新築の登記はいつまでに行う必要がありますか?

建物表題登記は、建物の完成(引き渡し)から1ヶ月以内に申請することが法律で義務付けられています。期限を過ぎると10万円以下の過料が科される可能性があります。所有権保存登記・抵当権設定登記については法律上の期限はありませんが、できるだけ速やかに行うことをおすすめします。

Q. 登記を放置するとどうなりますか?

建物表題登記を怠ると過料のリスクがあります。また、所有権保存登記をしていない場合、第三者に「自分の家である」と証明することができません。万が一、二重譲渡などのトラブルが生じた際に不利益を被る可能性があるため、放置は避けてください。

Q. 登記費用は住宅ローンに含められますか?

多くの金融機関では、登記費用を含む諸費用も住宅ローンに組み込む「諸費用ローン」を提供しています。ただし、金利や条件が異なる場合もあるため、事前に金融機関に確認することをおすすめします。

Q. 司法書士はどうやって選べばよいですか?

一般的には、施工会社・不動産会社・金融機関が紹介する司法書士に依頼するケースが多いです。ご自身で探す場合は、日本司法書士会連合会の検索サービスを活用するとよいでしょう。複数の司法書士に見積もりを依頼して比較することも可能です。

Q. 登記の軽減税率を受けるためにはどんな条件がありますか?

新築住宅の所有権保存登記・抵当権設定登記の登録免許税軽減税率を受けるためには、主に「住宅用家屋であること」「床面積が50㎡以上であること」「新築または取得後1年以内に登記すること」などの要件があります。詳細は国税庁のウェブサイトまたは担当の司法書士にご確認ください。


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